伝統あるイタリアのバイクメーカーであるモトグッチについて紹介しているサイトです。その魅力や歴史についてわかり易く説明しています。
モトグッチというバイクをご存知でしょうか?厳密に言うとバイクメーカーですが、モトグッチはイタリア生まれのバイクメーカーであり、現在はべスパで有名なピアジオ傘下になります。モトグッチの歴史は古く、1920年創業の現存するイタリア最古のバイクメーカーなのです。創業直後からバイクレースでその名を広め、当時強さを誇っていたイギリスメーカーを圧倒し、一躍イタリアバイクメーカーの顔となっただけでなく、モトグッチが当時記録した最高速度と平均速度は、現在まで至るグランプリの歴史、イタリアバイク業界の歴史の中でも輝かしいものとなっています。第二次大戦後は経営難と創業者の死によって一時は衰退したモトグッチですが、斬新で独創的なデザインや技術によって復活し、現在に至るまで根強い人気を誇るバイクを世に送り続けています。
モトグッチの魅力でまず浮かぶのが、そのエンジンでしょう。縦置きのツインエンジンという独特なスタイルは圧倒的な個性を醸し出し、ツインゆえの高い馬力は乗るものの五感を刺激し続けます。また、モトグッチのバイクはデザインにおいてもその個性を遺憾なく発揮しています。カラフルでスピードを感じさせるデザインもあれば、ノスタルジックでおよそレースとは結びつかないようなデザインや、アメリカンタイプのものもまであります。モトグッチの現行の販売のモデルとしてはブレヴァやグリーゾ、生産終了モデルとしてはルマンやカリフォルニアといったものがあり、それぞれが独自の個性を発揮しフアンを魅了しています。そして高価で希少であるということも根強い人気の一因となっているようです。
モトグッチに乗っることで、まず不安視されるのが、故障の頻度ではないでしょうか。モトグッチは他のイタリアバイクメーカーに比べ、信頼性は高いと言われています。電気系統やエンジン周りでのトラブルが少なく、国産メーカーのバイクと比べても信頼性・耐久性においては引けを取りません。そして、いい意味での「バイクらしさ」を残している作り。コンパクトで静かなものをという現代のバイク傾向に寄ることなく、ダイナミックなボディやエンジンの鼓動感といった「無骨さ」を残し、バイクに乗っているという感覚を楽しませる作りなのです。ハーレーダヴィッドソンとはまた違った魅力を持ちますが、最後に乗るバイクと言われる点では共通しています。色々なバイクに乗った人が、バイクというものを追及した結果、モトグッチにたどり着くのでしょう。